5月16日に死去した歌手、西城秀樹さん(享年63)の妻、木本美紀さん(46)が、14日に発売する著書「蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年」で、西城さんが倒れてからの最期の3週間を明らかにしている。

同書は、美紀さんが西城さんに関わった人たちへの感謝の気持ちを伝えたいと、筆を持った作品。西城さんとの出会い、結婚生活、そして脳梗塞を患ってからの長い闘病生活について、克明につづっている。西城さんが懸命に励んでいたリハビリトレーニングの部分は、「同じ病気と闘ったりリハビリを続けている人と、その家族に少しでも参考になれば」との思いで書いたという。

そして、亡くなる3週間前の4月25日に自宅で突然倒れたところから、脳死状態で闘病した3週間についても、詳細に書かれている。そこには、家族5人の強いきずなや愛が描かれてもいる。

著書名は、西城さんの代表曲「ブルースカイ ブルー」から「蒼い空へ」と名付けられている。