米倉涼子(43)主演のテレビ朝日系ドラマ「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」(木曜午後9時)の15日5回の平均視聴率(関東地区)が15・4%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第2話の18・1%。

米倉演じる資格を剥奪された元弁護士の小鳥遊(たかなし)翔子が、弱小弁護士らを集めて大手弁護士事務所を相手に勝訴に向かって突き進んでいく物語。翔子率いる「京極法律事務所」のメンバーを林遣都、荒川良々、安達祐実、三浦翔平、勝村政信、高橋英樹、ライバルの大手事務所「Felix&Temma法律事務所」のメンバーを向井理、菜々緒、宮本茉由、小日向文世が演じる。

第5話のゲストは戸塚純貴、瀬戸利樹、志垣太郎、片岡礼子、YOU。青島圭太(林)は以前から抱えていた案件を逆転勝訴に導くために立ち上がる。学生ベンチャー企業で代表を務める大学生の町村誠(瀬戸)が暴行を受けた事件で、幼なじみの同級生、武藤正洋(戸塚)が傷害罪で起訴された。凶器から指紋が検出され、町村自身も「武藤から暴行を受けた」と証言したため、1審で実刑判決を受けていた。

ネットの中傷に耐えながら息子の無実を信じていた武藤の母、望が自殺する悲劇もあり、青島は胸を痛めていた。控訴審に向け「京極法律事務所」のメンバーにも協力をあおぎ、有利となる証拠集めに奔走する。そのうちに無実を主張し続けた武藤自身も自暴自棄に陥り、青島に背を向けてしまうのだった。