スクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャストによる9人組グループのAqours(アクア)が18日、初の東京ドーム単独公演を行った。

グループにとって4回目のライブ開催で、17日とこの日で、初めて東京ドーム2日間公演を行った。会場だけでなく、国内110館以上、韓国、台湾、香港など海外でも10都市以上でライブビューイングが行われるなど、2日間で合計15万人を動員。生オーケストラとともに楽曲を披露したり、全22曲でファンを魅了した。

今月14日に、大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分開始)に、「世界に誇るジャパンカルチャー」を特集する企画コーナーに出演することが発表された。あらためてファンに紅白出場を報告した高海千歌役の伊波杏樹は「いつも大好きという声を届けてくれる皆さんのおかげ。9人で私たちの口からお知らせしたかった。こうしてみんなが一緒に喜んでくれる一瞬がうれしいです」。小原鞠莉役の鈴木愛奈も「初めて親孝行できて、すごくうれしかったです」と笑顔を見せた。

またアンコールでは、来年4月に、台湾、千葉・幕張メッセ、韓国で「ラブライブ!」シリーズでは初となる海外ツアー開催を発表。さらに5回目のライブを、来年6月8~9日に埼玉・メットライフドームで開催することを発表した。

津島善子役の小林愛香は、東京ドーム公演について「夢みたいな2日間でしたが、また新たな夢が生まれた。また10人目のファンの皆さんと一緒に東京ドームに帰ってくることです」。

かつて「特命戦隊ゴーバスターズ」に出演していた黒澤ダイヤ役の小宮有紗は、6年ほど前は同じ東京ドームシティ内の「シアターGロッソ」でショーに出演していた。「あの頃と比べたら、ケタがいくつ違うんだというくらいのところでやれるなんて、本当に幸せな2日間でした」と感慨深げに話した。