俳優織田裕二(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)の19日放送の第7話の視聴率が、9・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と20日、分かった。前週より0・3ポイントのアップとなった。

初回からの視聴率は14・2、11・1、10・3、8・9、11・8、9・5%だった。

織田が演じるのは、勝利のためなら手段を選ばないスーパーエリート弁護士・甲斐正午。相棒のニセ弁護士・鈴木大輔をHey!Say!JUMP中島裕翔(25)、弁護士事務所「幸村・上杉帆率事務所」のボスの幸村チカを「東京ラブストーリー」以来27年ぶりの共演の鈴木保奈美(52)が演じる。

初めての弁護士役、しかも偽物を演じる中島は「初めてなので、本物の弁護士さんにお話をうかがいました。でも、そんなに弁護士らしくしなくていいドラマだなという印象です。ただ、家族関係や世の中で問題視されているような、セクハラだったりパワハラを映し出しているドラマだと思うので、そういった知識を身に付けようと努力しました」と話している。

 

第7話で、甲斐(織田)は、クライアントの「桜庭リゾート&ホテル」社長の桜庭庸司(高橋洋)に会いに行く。桜庭は、ここ10年の間に13ものホテルをつくり上げて、そのうちの4カ所は五つ星の評価を得ることがすでに決まっていた。そんな桜庭のもとに、大手ホテルグループ「KJO」社長のジーン・クライン(クリス・バテン)から合併の提案があったという。

同じころ幸村・上杉法律事務所では新人弁護士の採用面接が行われていた。そこで大輔は、聖沢真琴(新木優子)と談笑していた女性・町田日向子(石橋静河)の姿を見つけ驚く。実は大輔は、司法試験で日向子の替え玉受験をしていたのだ。

甲斐に命じられてKJOグループを調べていた大輔は、グループがタイに所有するホテルで従業員のストライキがあったことをつかむ。甲斐は、大輔をともない、KJOの代理人弁護士事務所セイントを訪れる。そこで大輔は、セイントの代表が真琴の父・聖沢敬一郎(竹中直人)であることを知る。