「不作」「谷間」といわれた1983年に女性アイドルとしてデビューした大沢逸美(52)ら7人が19日、都内でデビュー35周年イベントを行った。大沢のほか桑田靖子(51)小林千絵(55)徳丸純子(52)木元ゆうこ(51)松本明子(52)森尾由美(52)が出演。自虐を込めて? 「お神セブン」と名乗り、当時の衣装を新調するなど、並々ならぬ意気込みでステージに立った。

松本は開演前、「笑わないで、温かい目で見てくださいね」と反応が心配そうだったが、超タイトミニスカートでデビュー曲「♂×♀×kiss」を披露。7人は当時を懐かしみながら、デビュー曲や懐かしの曲で観客を喜ばせた。

82年には中森明菜、早見優、小泉今日子、堀ちえみがデビューした。84年は菊池桃子、荻野目洋子らそうそうたるメンバーが、女性アイドル全盛の80年代を彩った。そんな中、アイドルとしては大成しなかったといわれるのが、83年組だった。

5年前、大沢が番組で「同期に会いたい」と話したのがきっかけで、当時ライバルだった7人が再集結した。木元は「奇跡の再会から6年越しで絆を深めてきた私たち。この7人だからこそ、かなえられる夢の実現です」と胸を張った。