来月17日にタイ・バンコクで開かれる「ミス・ユニバース2018世界大会」の壮行会が20日、都内で行われ、本年度日本代表のモデル加藤遊海(ゆうみ=22)と昨年度日本代表のモデル阿部桃子(24)が出席した。

この日は加藤が世界大会で着用するナショナル・ユニホームがお披露目された。日本の伝統衣装といえば“着物”で、過去にも和服をアレンジした衣装が多かったが、今回選ばれた衣装は「美少女戦士セーラームーン」のコスプレ。まずは「くノ一」の衣装で登場すると、わずか3秒足らずでセーラームーンに“変身”した。

加藤は「25年以上、日本だけでなく世界で愛されているキャラクターになれることは光栄です」と謙虚に話した。司会者から「セーラームーンができたときは生まれていた?」と聞かれると「生まれていました」と答えたが、ディレクターを務めるモデル美馬寛子から「生まれてないよ!」と突っ込まれるなど、天然な一面も見せた。

5歳から15歳までをマレーシアの自然の中で過ごし、英語、日本語、マレー語、中国語に堪能。一方で、いじめに遭った過去も持つという。憧れの女性はレディー・ガガだと明かし、「キラキラしている部分だけでなく、彼女もいじめに遭った過去があって、素の部分を出しながら輝いている。私も自分のピュアさを大事にして、自分らしく輝いて強い女性になりたいです」と話した。

ミス・ユニバースの先輩阿部は「行く時は『1位になりたい』とかいろいろと思ったけど、90ケ国の女性が1位を目指しているのはすごい迫力で、自分らしさを見失う時もあった。自分らしさを忘れないで頑張ってほしい」とエールを送った。