佐々木蔵之介(50)がナレーションを務めた英中合作映画「アース アメイジング・デイ」(30日公開)のプレイベントが20日、都内で行われた。

自然ドキュメンタリーのナビゲートには定評のある佐々木も英BBC制作の決定版には特別な思いがあるようで「10年前の第1作を劇場で見たときも感動したが、今回は見たことのないアングルの連続。脚本があるような展開で10年分の蓄積を感じた」と感慨深げ。「冒頭にヘビから懸命に逃げるイグアナのシーンがあるんですが、イグアナのことをこんなにいとおしく思ったのは初めてだし、いつの間にかイグアナに心を寄せてナレーションを入れていた」と振り返った。

動物好きの子役、早坂ひらら(7)とナマケモノも登壇。佐々木は「この仕事で日本に来た時点でもうハタラキモノですね」と笑わせた。

副題の「驚きの1日」に掛けて、1日の好きな過ごし方は? と聞かれると「長い距離を移動してエサを探し、何万羽の中から自分の妻や子どもを捜し出すようなペンギンみたいな過ごし方は僕には無理。やっぱりナマケモノのように暮らしたい」と「独身最後のとりで」といわれる人気俳優は改めて当分結婚がないことをにおわせた。