女優土屋太鳳(23)と俳優小関裕太(23)が20日、大阪・あべのキューズモールで出演映画「春待つ僕ら」(平川雄一朗監督、12月14日公開)の記念イベントに登場し、土屋の意外な弱点が明らかになった。

この日はFM802「ROCK KIDS802」(毎週月~木、午後9時)の公開収録に参加。本作は高校を舞台に、土屋演じる内気なヒロインと男子バスケ部のイケメン四天王、小関演じるヒロインの幼なじみらとの友情や恋を描いた青春映画となっている。

撮影の裏話を聞かれた小関は「すごく太鳳さんて優しいんだなと思ったエピソード」を披露。クランクイン前に周囲から「(土屋は)天使のような優しさの人」と聞いていたが撮影前は緊張してたという。そんな小関を土屋は、撮影の合間に「バドミントンをしよう」と誘ってくれたと明かし「緊張がほぐれた」と感謝した。

土屋もイケメン四天王を演じた「DISH//」の北村匠海らと「人狼ゲーム」や「ワードウルフ」で仲を深めたという。どちらのゲームも与えられた役割に従ってウソをつきあい、相手と探り合いながら仲間はずれを探すもの。土屋とゲームをやった共演者から話を聞いたという小関は「太鳳ちゃんはウソがつけないらしくて、すっごい弱かったらしいです」と暴露。女優業からバラエティーまでどんな仕事にも全力で取り組む土屋だが、その性格がゲームでは敵となり「人狼(役)って難しいんですよ!」と自ら意外な弱点を認めていた。

米国帰りの天才バスケ選手という設定の小関だが、実はバスケ経験ゼロ。初めて役柄を知った日は焦ったといい「今日から(練習を)やらなきゃということで、ボールを買って土砂降りの中、始めました」と苦労話も披露した。

リスナーへのメッセージを求められた土屋は「春のように(みなさんを)温かく包んで、次の季節に向けて走ってもらえるような作品。ぜひ、劇場で」とアピールした。

公開収録には約2500通の応募から選ばれた400組800人を含む1500人が集まり、2人に大歓声を送った。この日の模様は11月28日の「ROCK KIDS802」内で放送される。