ランナー約3万2000人が大阪の街を駆け抜けた「第8回大阪マラソン」が25日行われ、フルマラソンに初挑戦した「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一(45)は無念のタイムオーバーで完走はならなかった。

MBSのスポーツバラエティー「戦え!スポーツ内閣」(水曜午後23時56分、関西ローカル)の企画で挑んだが26キロ過ぎから「人生で痛くなったことが無い(箇所の)内ももがピキピキピキって…」とけいれん。30・6キロ地点に設けられた5時間06分の制限時間にわずか約1分ほど間に合わず、無念の時間切れとなった。

持ちネタ「ヒーハー」で沿道から1000回以上、応援を受けたと話し「絶対、完走してゴールで『ヒーハー』言うたろうと思ってたのに『はぁ』で終わりました」と残念がった。

この日が人生で走った最長距離だといい、沿道の声援は「愛を感じた」と振り返ったが「やっぱフルマラソンていうのは、そんな生やさしいもんじゃなかったですね」と悔しさを見せた。

同番組MCの武井壮(45)らからは早くも来年のリベンジを期待されたが「良いランナー人生でした」と目をそらした小杉。雰囲気に押され「来年…完走したろやないかい!」と高らかに宣言したがすぐさま「っていうボケや!」とけむに巻き「ノリツッコミ!ノリツッコミのノリだけ使うの無し」と番組の編集方法も気にかけていた。

この日に向けてピーク時から約10キロの減量を行い、走りきった後の体重測定は108・4キロ。マラソンスタート時からあまり変化は無かったそうで「(栄養補給の)ゼリー飲み過ぎた」とショックを受けていた。

28日放送の「戦え!スポーツ内閣」では、練習風景から当日まで密着した小杉のフルマラソン完全ドキュメントが放送される。