阿部寛(54)主演のTBS系ドラマ「下町ロケット」(日曜午後9時)の第9話が9日に放送され平均視聴率が12・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。

第1話から13・9%、12・4%、14・7%、13・3%、12・7%、13・1%、12・0%、11・5%だった。

作家池井戸潤氏の人気小説「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」が原作。15年放送の前作は平均視聴率が18・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同年放送のドラマで1位となった。

第9話の内容は、農業機械の展示会「アグリジャパン」という公の場で、醜態を晒してしまった帝国重工の無人農業ロボット「アルファ1」。信用回復のため原因究明に奔走する的場(神田正輝)や奥沢(福澤朗)たちは、最初から自分たちの落ち度の可能性は認めず、野木(森崎博之)の自動走行制御システムに問題があったと結論づける。しかも、その原因を究明するにあたり、開発コードをよこせと無理難題をふっかけてきて…。

そんな時、親友である野木から窮地の知らせを聞いた佃(阿部寛)は怒りに震え、財前(吉川晃司)にある提案をする。