演歌歌手福田こうへい(42)が体調を崩し、「急性胃粘膜病変にともなう黒色吐物」で入院しました。

10日には都内で復帰会見を実施。「今は声もバンバン出ます」と笑顔で全快をアピールしました。

福田によると、食道と胃のつなぎ目に亀裂があり、そこから出血をしていたそうです。血液が腸を経由してお尻から出れば「下血」、口から戻せば「吐血」になります。

福田は最初に下血があり「痔(じ)かな…」と思いました。1年前にも便に血液が混じり、病院で調べたところ「切れ痔」と診断されたことが頭をよぎったそうです。

今回は「胃の近くがチクチクする痛みがあった」といいます。ですが、多忙な毎日ゆえに仕事を続けました。先月下旬になって、茶色がかった血を口から吐き、「これは大変だ」ということで、救急車で病院に運ばれました。

病気の主な原因としては、過剰なアルコール摂取やストレスなどがあげられます。

お酒に強い福田ですが、昨年10月に過労による咽頭炎などで約2週間入院してからは、酒量を控えています。節酒のおかげで「肝臓の数値も半分に下がった。入院の前の日も飲んでいなかった」といいます。

では、ストレスか。毎年、200回以上のステージをこなしているので、心身への負担は相当あるでしょう。でも「お客さまに喜んでもらうことが自分の喜びでもある」と公言しているほどなので、これも原因だと言い切れません。

福田は「後厄が残っていたかな」と笑い飛ばしていました。ですが、2年続けて初冬に体調を崩しています。来年今ごろの体調管理には特に気を配ってほしいものです。かつて北島三郎が「歌謡界の宝」と絶賛した声の持ち主です。どうぞご自愛ください。