日本テレビ系で10日に放送された「第2回 女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝したお笑いコンビ、阿佐ヶ谷姉妹が、事務所の先輩であるシティボーイズから祝福された。

12日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)の生放送に緊急出演。きたろう(70)は「まさか優勝するなんて思ってもいなかったな~」と第一声。大竹まこと(69)も「誰も思っていなかった」と、大番狂わせの快進撃を興奮気味にたたえた。

きたろうは「THE W」の本番3日前に2人に頼まれネタを見たといい、「緊張しないやつはいないんだから、その緊張は自分でだまさなきゃだめ」とアドバイスをしたという。大竹からも本番当日に「9組ともプロなんだし、お前たちは、ただのおばちゃんが参戦するだけだから、優勝するとか考えなくていい」と、冷たく送り出された。

姉の渡辺江里子(46)は前日夜に、阿佐ケ谷にある近所の神社の宮司から祝福されたことを明かした。「昨日夜まで収録や生番組で。ようやく夜10時くらいに帰ったら家の前にシクラメンの鉢が置いてあって。なんだろうとおもったら阿佐ケ谷の神社の宮司さんが感動してくださったということでいただいて。それからゆっくり、よく行く中華屋さんに行って、2人でニラ玉で食べました。おいしかったです~」と優勝の喜びをかみしめた。

2人は斉木しげる(69)とも電話でねぎらわれたという。大竹は2人に対して「はっきり言わせてもらうけど、最初の通過点を通っただけだからね。それも46にもなって」と愛情たっぷりの言葉で祝福した。

阿佐ケ谷姉妹は渡辺と木村美穂(45)のコンビで2007年に活動開始。顔も容姿も似ているが、本当の姉妹ではない。大竹らシティボーイズと同じASH&Dコーポレーションに所属。

2年目となる「女芸人No.1決定戦」は、予選を勝ち上がった10組がファーストステージを1対1で戦い、勝ち上がった5組が最終決戦を戦った。401人の一般審査員によって審査され、阿佐ヶ谷姉妹が女王の栄冠を手にした。阿佐ヶ谷姉妹の賞コンテスト優勝は、これが初めて。