英ロックバンド「クイーン」の大ヒット曲「ボヘミアン・ラプソディー」のネット配信回数が、20世紀最多を記録したことが明らかになった。

同曲は1975年に英国のチャートでナンバーワンとなり、ボーカルのフレディ・マーキュリーが死去した後、1991年に再びトップを飾ったが、ビルボード誌電子版などによると、音楽配信サービスSpotifyやYouTubeなどでの総配信回数が16億回を超えたという。

11月にマーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディー」が公開され、世界的大ヒットとなったことで、同曲の人気が復活。先月、英国チャートに45位で復帰し、Spotifyでも世界で11番目に最も配信回数の多い曲となった。

「ボヘミアン・ラプソディー」は今月初め、クラシックロック史上最多のネット配信回数を記録した曲としても発表されている。同バンドのギタリストのブライアン・メイは、「我々の音楽が、今もなおマックスで流れているのは、とてもハッピーなことだ!」とコメントしている。(ニューヨーク=鹿目直子)