デーモン閣下が13日、東京・広島ブランドショップTAUで、「中国・四国9県連携復興プロモーション」記者発表会に出席し、「中国・四国9県観光ツアーデスク」一日所長に任命された。

閣下は「わが輩が世を忍ぶ仮の幼少期を過ごし、人間界の故郷だと思っている広島県のみならず、中・四国9県を応援するために、ちょっと一肌脱ごうということでここにやってきた次第である」と話した。

中・四国地方は今年7月、西日本豪雨で甚大な被害を受けた。「確かに被害は受けたが、正しく情報が伝わらず風評被害が起きているのは残念でならない」と話し、一日所長の意気込みを「まだ完全ではないにせよ、災害にあったところも徐々に回復してきていて、観光客に来てほしいと思っているところもたくさんあるの。この冬、すぐにでも出かけたくなるような情報を諸君たちに伝えて、利用してもらうことで復興の援助につながっていければと思う」と“いい悪魔”ぶりを披露した。

この日、岡山出身の俳優前野朋哉(32)、香川出身でAKB48チーム8の行天優莉奈(19)も出席した。

閣下と前野はそれぞれ広島、岡山の個人的ベスト9を発表した。閣下は1番に「大久野島」を挙げた。「ここは今でこそ保養地となっているが、かつては旧日本海軍が秘密兵器を作っていたために、地図に載っていない島として有名だった。もっといえば、わが輩の世を忍ぶ仮の姿の知り合いの父親はここで働いていた」とエピソードを明かした。

前野は「全然知らないものがたくさんあることを実感した。実際に自分の足でまわって欲しい。町のみなさんは観光客に来てほしいと思っているので、行く人はとことん楽しんで欲しいです」。行天は「チーム8は各県代表なので、地元のアピールはしていきたい。今回は勉強になりました」。最後に閣下は「今年は災害があったということで、中・四国ほとんどの県が復興に苦労しているが、ようやく元気を取り戻しているところです。積極的に“前の”めりでいけば、“”仰天”することがたくさんある!」とまとめ、拍手を浴びていた。