13日に放送された米倉涼子(43)主演のテレビ朝日系ドラマ「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」(木曜午後9時)の最終話の平均視聴率(関東地区)が17・6%だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第2話の18・1%。

米倉演じる資格を剥奪された元弁護士の小鳥遊(たかなし)翔子が、弱小弁護士らを集めて大手弁護士事務所を相手に勝訴に向かって突き進んでいく物語。翔子率いる「京極法律事務所」のメンバーを林遣都、荒川良々、安達祐実、三浦翔平、勝村政信、高橋英樹、ライバルの大手事務所「Felix&Temma法律事務所」のメンバーを向井理、菜々緒、宮本茉由、小日向文世が演じる。

最終話のゲストは速水もこみち、寛一郎、久保田紗友。小鳥遊翔子がかつて弁護した受刑者、守屋至(寛一郎)はNPO法人「貧困を救う会」の代表、大峰聡(速水)に脅されて殺人を犯していた。真実を明らかにするため、翔子は大峰との関係が疑われる「Felix&Temma法律事務所」の代表弁護士、天馬壮一郎を提訴する。至を弁護していた1年前に弁護士資格を剥奪されたことに関し、弁護士会の会長である天馬に1円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしたのだった。

「京極法律事務所」の面々は至の事件を洗い直すと同時に、翔子が資格を剥奪される原因となった暴力団への金銭授与行為が、仕組まれたものだったことを証明するために奔走する。

ところが代表弁護士の京極雅彦、パラリーガルの伊藤理恵が逮捕された上、馬場雄一と茅野明が暴力団に襲われる。天馬の関与をにらんだ翔子は、単身「Felix&Temma」へ乗り込む。