13日に放送された沢口靖子(53)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)最終話の平均視聴率(関東地区)が14・7%だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3回の13・5%だった。

沢口演じる京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む人気作。99年にスタートし、現行ドラマシリーズとしては最も長く続いている。

最終話のゲストは田中律子、山本圭祐、沢井美優、和田慶史朗、染野有来、柴木丈瑠、河本千明。

プロゴルファーの矢吹伸太郎(柴木)の遺体が自宅の庭で見つかる。マリコは着衣の袖から黄色い物質、右手首にかぶれと圧迫痕を見つけるが、他殺と断定できない。

“鬼嫁”と評判の、妻でタレントの矢吹真由(沢井)の証言から、伸太郎は脳に動脈硬化があり、脳梗塞を起こして死亡した可能性が高いことが分かった。また、右手首のかぶれと圧迫痕は死亡3日前にできていたことも判明し、伸太郎の死とは無関係と判断された。

そんな中、伸太郎の母親が突然署に来訪し、真由の犯行を主張する。マリコは事件前日の被害者の様子を聞かされ、ある疑問を持つ。