欅坂46の妹分的グループ、けやき坂46(ひらがなけやき)が13日、東京・日本武道館で、クリスマスライブ「ひらがなくりすます」の千秋楽公演を開催した。

3日間で3万人を動員し、一足早いクリスマスプレゼントを届けた。ダブルアンコール、キャプテン佐々木久美(22)の熱いスピーチ全文は以下の通り。

あらためて(会場を)見ると、ひらがなけやきの1期生が入った当初からは考えられないくらいの方が、こうして応援してくれているんだな、って感じています。

1年前何していたかな? と思ってカレンダーをめくってみたら、(昨年の)今日が、ツアーのファイナル、幕張メッセの日だったんですね。幕張メッセイベントホールでやらせていただいて、そこが私たちにとてはそれまでで一番大きな会場で。「こんなところでライブができるなんて」って思っていたんです。

そして今年になって、1月の終わりから武道館で3日間、ライブをやらせていただきました。その時は、「武道館スリーデイズなんて、私たちになんてできるのかな?」って不安だったんですけど、急きょスリーデイズやるって決まったにもかかわらず、皆さんが、満員にしてくださって。2018年やっていけるかも、ってあらためて思えたんですね。

それからは、去年のひらがなけやきでは考えられないくらい、たくさんのことを経験させていただきました。単独アルバムを出させていただいて、東名阪ツアーもやらせていただいて。個人の仕事も…こさかな(小坂菜緒)のモデルとか、舞台も出させていただいて。すごくたくさんのことを経験させていただきました。

こんなに、ひらがなけやきという名前が、世の中にどんどん大きくなっているのは、紛れもなく、皆さんが私たちのことを支えてくれているからです。本当に、感謝しても、しきれないくらい、皆さんにはありがとうの気持ちでいっぱいです。こんな、私たちのことを大好きって言ってくれる人が、世の中にたくさんいるってことが、本当に本当に、うれしいです。

(拍手がわき起こる)

ありがとうございます。今回、「ひらがなくりすます」として、武道館スリーデイズが決まった時は、(今年1月の)初めての時とまったく違う気持ちで、不安なんてなく、「やってやるぞ!」って気持ちで臨むことができました。皆さんに恩返ししたい、という気持ちで、準備してきました。

今日で最終日。今日で終わりで、さみしいです、メンバーみんな思っています。ライブという、皆さんが集まってくれて初めて成立する、すてきな思い出を作れる空間が、本当に大好きです。もっともっと、いろいろなところでライブがしたいですし、もっとたくさんの方に会いたいですし、もっと一気にたくさんの方に会えるような会場でライブをするのが目標です。皆さん、また、すてきな思い出を作りに来てくれますか?

(大歓声を浴びる)

ありがとうございます。まだまだ、こんなところで終わりません。来年は、皆さんが想像する以上のひらがなけやきになって、もっともっと全速力で、坂を駆け上っていきます! 皆さん、これからも応援よろしくお願いいたします。