阿部寛(54)主演のTBS系ドラマ「下町ロケット」(日曜午後9時)の第10話が16日に放送され平均視聴率が15・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

第1話から13・9%、12・4%、14・7%、13・3%、12・7%、13・1%、12・0%、11・5%、12・6%。第10話で最高記録を更新した。

作家池井戸潤氏の人気小説「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」が原作。15年放送の前作は平均視聴率が18・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同年放送のドラマで1位となった。

第10話の内容は、財前(吉川晃司)から再び無人農業ロボットのエンジンとトランスミッションの供給を頼まれた佃製作所。悩む佃(阿部寛)だが、社員の中には、失敗の許されないこの挑戦に後ろ向きの者たちもいた。今までのノウハウを生かし、エンジンには絶対の自信があるが、問題はやはり経験不足の感が否めないトランスミッション……。

そこで佃は、大学講師のアルバイトとして働く島津(イモトアヤコ)のもとを訪れ、あらためて一緒に仕事をしないかと誘う。悩む島津だったが、立て続けに伊丹(尾上菊之助)が訪れてきて…。