「第60回日本レコード大賞」(主催・日本作曲家協会など)の優秀作品賞、新人賞受賞者らによる記者会見が17日、東京・渋谷のTBSで行われた。

大賞と最優秀新人賞が30日に東京・新国立劇場から生放送の同局系「第60回輝く!日本レコード大賞」(午後5時30分スタート)で決定する。

「Teacher Teacher」で優秀作品賞に選ばれたAKB48向井地美音(20)は、来春のHKT48卒業を発表した指原莉乃(26)のことを念頭に「指原さんの卒業があって寂しいが、大賞を目指して頑張ります」と力強く宣言。柏木由紀(27)も「秋元(康)さんから、指原&柏木の『ばばあコンビ』で頑張れと言われた。最後になるので全力でよいパフォーマンスをしたい」と気合を入れた。

昨年に「インフルエンサー」で大賞を受賞した乃木坂46白石麻衣(26)は、連覇への思いを聞かれると、「昨年はビックリした」と振り返りながら、「今年の『シンクロニシティ』も大切な一曲なので、昨年のパフォーマンスを超える、すてきなパフォーマンスをしたい」と意気込んだ。

「アンビバレント」で優秀作品賞を受賞した欅坂46菅井友香(23)は、昨年の乃木坂46の大賞獲得を間近に見て、「こんなふうになれたらいいなと憧れました」と、大賞受賞に意欲を見せた。

ほかには、「U.S.A.」で受賞した7人組ダンスボーカルユニット、DA PUMPのリーダーのISSA(40)が「今年は感謝の1年でした」と語った。

作曲家協会選奨を受賞した、5人組男性歌謡グループ「純烈」は、小田井涼平(47)が「来年はさらなる進化を遂げたいが、48歳になるので『下り坂48』として控えめに頑張りたい。現状維持が精いっぱい。登らないで下りです」とジョークで盛り上げた。