歌手misono(34)の夫で、「精巣がんによる胚細胞腫瘍」により闘病中であることを公表したロックバンドHighsidE(ハイサイド)のドラマーNosuke(29)が、ケンカしていた父親と仲直りしないまま死別していたことを明かし、後悔をつづった。

Nosukeは19日、ブログを更新。精巣がんによる胚細胞腫瘍と診断を受ける半年以上前から体調に異変を感じていたが放置していたことを明かし、受診を勧めてくれていた友人らに「申し訳なさでいっぱいです」とつづった。

続けて父親に対しても後悔をつづった。常日頃から「相談があれば前もって言ってくれないと直前に言われても対応できない時がある」と叱られることが多く、今回のことでもケンカをしたままになっていたという。「結局そんな話がきっかけで始まった喧嘩を早く決着つけたい父親。そんな父親の気持ちをズルズルと後回しにしていた僕。脳溢血で急死。しかも僕の誕生日当日に。喧嘩別れでした」と明かし、「完治しても沢山愛をお返しすることはもうできません。人が身を削ってまで言わないと気付けないと言うのはすごく後悔を生みます」とつらい気持ちをつづった。

今回の経験から「僕はこの度、病気になった事によって小さな愛に気づいていきたい。そして小さな愛を与えていきたい」と思い至ったNosuke。「大きな愛は時に与えてくれる側が身を削ってるかもしれないと言うことを頭に入れておかなくてはいけない。と言うことに気が付きました」とつづった。