NHK木田幸紀放送総局長の定例会見が19日、同局で行われた。大みそかの紅白歌合戦の新しい審査方法が発表された。

紅白の勝敗を決める審査を、テレビの前の「視聴者審査員」、NHKホール客席の人々による「会場審査員」、11人の「ゲスト審査員」がそれぞれ1ポイントずつ持つ3ポイント制に変更。3ポイントのうち2つ以上のポイントを獲得した組が優勝となる。

審査に関しては、一昨年は、白組圧勝に思われた視聴者審査員と会場審査員の結果をゲスト審査員が覆して会場を戸惑わせたほか、昨年はすべての投票の合計で決める方法にして視聴者審査員過多になるなど、分かりにくいと批判を集めていた。

木田総局長は「3ポイント制という極めてシンプルな方法にした」と自信をみせた。