元TBSアナウンサーでエッセイストの小島慶子(46)が、ダウンタウン松本人志(55)のテレビでの発言に「時代の流れ見えてなさすぎ」と非難した。

松本がレギュラー出演する13日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では、NGT48山口真帆の暴行事件を取り上げた。コメンテーターとして出演したHKT48の指原莉乃がNGT運営の対応を批判すると、出演者たちから運営入りを勧める声があがった。指原は「今回のことがあって、余計にメンバーと運営の間に立つ人間が少なすぎるので、そのケアはしたいなって思った」と述べるも、運営入りについては「現状、偉い人が仕切っても何もできない状況。私が(トップに)立っても何もできないと思うんです。人数が少ない運営なので」と固辞した。

すると松本から「そこはお得意の身体を使って何かするとか…」とちゃかされ、「何言ってるんですか? ヤバ……」とドン引き。MCの東野幸治も「すみません指原さん、本当にヤバイですね」とわびを入れた。

この松本の発言にネット上でも批判の声があがったが、小島も14日更新のツイッターで「こんなのもうやめようよほんとに。時代の流れ見えてなさすぎだよ」と非難。さらに「“ハゲ”を笑う、“ブス/ブサイク”をネタにする、“デブ”をいじるとか、そういうのももうやめようよー。面白くないし、笑われてるの見るの辛いよ…」と、日本のお笑いやバラエティー番組の現状にも苦言を呈した。

15日にも「けなしたつもりはなく、いわゆるいじりとしてちゃかして盛り上げたつもりなのだと思うのだけど。いじりって言葉、罪よね」と指摘。「バラエティー番組ではその場の空気を大切にするので、出演者がノリを壊すのはとても勇気がいるのはわかります。でも今回の反応を見ると、もう差別的な発言には『それはないよ』と言っても大丈夫なのでは。上手にNOと示すやり方のモデルになれるといいですね」とつづった。