TBSラジオの夕方の人気番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月~金曜、午後3時30分)が3月末で終了することが19日、放送関係者などへの取材で分かった。

同番組は、フリーアナウンサーの荒川強啓(72)がパーソナリティーを務め、「聴く夕刊」をコンセプトに1995年4月に放送をスタートしたニュース情報番組。時事問題やスポーツ、芸能など幅広いジャンルのリスナーが関心を持つニュースをランキング形式で紹介。18年4月13日には放送6000回を迎え、評論家や学者、ジャーナリストらがニュースを解説するコーナーなど充実した内容で聴取率も好調だった。

今後については、放送関係者によると、「(新番組は)幅広いリスナー向けに、曜日ごとに複数の若手パーソナリティーを迎えるような形式の番組を含め検討している」としている。

荒川は元山形放送アナウンサーで82年にフリーアナウンサーとなった後は、TBS系「JNNニュースの森」や同系「ビッグモーニング」の司会を経て95年から「荒川強啓デイ・キャッチ!」のパーソナリティーを務めている。