歌手misono(34)の夫で、「精巣がんによる胚細胞腫瘍」のため闘病中と公表したロックバンドHighsidE(ハイサイド)のドラマーNosuke(29)が、医師からがん宣告を受けた当時を「僕にとっては余りにも残酷で絶望的な状況」と振り返った。

長らく事実婚状態だったNosukeとmisonoは昨年9月に婚姻届を提出。Nosukeは22日更新のブログで、misonoの籍である倖田家に婿入りしたことを明かし、「misonoを『嫁』と呼ぶ事は間違いなんですよね。あまりにも嫁と呼びすぎて後に引けなくなっておりました」とつづった。

Nosukeは婚姻届提出から約2カ月後の11月14日に病院を受診したところ、がん宣告をされたという。「胃潰瘍とギックリ腰の併発によって体調を崩していると勘違いしていた僕が最初に宣告されたのは『悪性リンパ腫か精巣がんのどちらかです。』 これは初診で病名が確定する数時間前の話で まだ血液検査等の結果が出切っていなかった段階だったので確定できなかったのだと思います。どちらにせよ“がん宣告”です」とつづった。

告知されたその場にはmisonoの母も同席していたらしく、「そんな“がん宣告”をコウダ家の母と共に聞くという当初の僕にとっては余りにも残酷で絶望的な状況でありました。婚姻届を約2カ月前に出したばかりだったので余計に。ただ、“自分が病気を受け入れる事”よりも先に、“新しい家族に(もちろん中村家の方にもですが)早速親不孝な報告をしなければいけない事”の方が気になってしまい、その日は落ち込む余裕も無かったのも事実で 今考えると救われた思いであります」と当時の心境を振り返った。