乃木坂46の衛藤美彩(26)が、3月末をもってグループから卒業することが14日、分かった。公式ブログで発表した。3月19日に東京・両国国技館で卒業ソロコンサートも開催する。卒業後も芸能活動を続けるという。

ブログでは「今日、いきなりの発表になってしまいますが、このブログを通じて皆さんにお伝えしたいことがあります」と前置きし、「私、衛藤美彩は乃木坂46を卒業します」と伝えた。

卒業について考え始めたのは、25歳の誕生日を迎えた昨年1月ごろだという。「これから先どのようにして生きていきたいかと自分の心の声を聞く機会が増え、より具体的に活動のことも人生のことも考え出すようになったからです」と説明した。

メンバーやスタッフ、ファンに感謝し、「私は乃木坂が大好きです」と宣言。「だからこそ、もちろん、離れてみて分かることや自分がどれだけ恵まれた環境で活動させていただいていたのかも痛感することもあると思いますが、私らしく前を向いてこれからも頑張っていこうと思いました」とつづった。

来月国技館でソロコンサートを開催することを報告した。乃木坂46では生田絵梨花(22)に続いて2人目のソロコンサート開催となる。乃木坂46としてのラストの活動は、3月31日にインテックス大阪で開催される握手会イベントだという。今月21日からは京セラドーム大阪での7周年記念バースデーライブを控えている。「残された時間は少ないですが、、、最後まで全力で頑張りたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」と呼びかけ、とブログを締めくくっている。

衛藤は11年8月加入の1期生。デビュー当初はシングルの選抜メンバーに入れなかったが、「神対応」の握手会を中心に地道に人気を獲得し、13年11月の7枚目シングル「バレッタ」で初めて選抜入り。14年7月の9枚目シングル「夏のFree&Easy」からは選抜に定着した。昨年4月からCSフジテレビONE「プロ野球ニュース 2018」の、月曜日キャスターに就任していた。