明石家さんま(63)が23日、大阪市内で、前日(22日)に93歳で亡くなった師匠の笑福亭松之助さん(本名・明石徳三=あかし・とくぞう)に言及した。

この日は大阪城公園内にオープンした「COOL JAPAN PARK OSAKA」のTTホールで、こけら落とし公演「さんま・岡村の花の駐在さん」(ABCテレビ、3月9日午後3時=関西ローカル)に出演。初代「駐在さん」の桂文枝(75)らと師匠との思い出を笑いにかえた。

「師匠が昨日、亡くなりましたけども」と切り出したさんまは、文枝から3カ月前に「(容体が)もうあかん」とすぐに行くように連絡を受けた。東京から駆けつけると、師匠は「すっごい元気」。松之助さんから「なに来てんねん、アホ! 弱ってる姿を見せたくない」と、面会部屋を1分で追い出されたと言い、笑わせた。同施設では25日からノンバーバルショー「KEREN」(TTホール)の上演が決まっている。

またこの日、松之助さんの前夜式は兵庫県西宮市内で近親者のみの家族葬として営まれ、桂文珍や桂米団治らが参列。関係者によると、さんまは22日から大阪入り。この日の稽古日程を変更することもなく、松之助さんが望んだ通りに公演の成功に注力した。葬儀は24日に同市内で行われる。