3月16日に埼玉・飯能市内にオープンするムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」の内覧会が5日、同施設で行われた。

目玉アトラクション「エンマの劇場」では、ムーミンらのショーが披露され、会場がほのぼのとした雰囲気に包まれた。

この施設は、(株)ムーミン物語が運営するテーマパーク「メッツァ」の1エリアで、豊かな自然に囲まれた同市・宮沢湖に設置された。昨年11月に先行オープンした北欧のライフスタイルを体験できる入場料無料エリア「メッツァビレッジ」と連動したもので、こちらは入場料有料、一部アトラクション有料でムーミンの物語を肌で感じることができる。

内覧会で同社の西山祐介取締役は「懐かしいほど新しい。ホッとできる、ちょうどいいパークにしたい」と話し、「1日1万~1万5000人入場が心地よいと思うので、入場制限する場合も考えている」と集客本意でない運営方針も明かした。年間入場者数は2エリア合計で100万人と低めに見込んでいる。

飯能市では毎年、国内最大の2日間ウオーキング大会「飯能新緑ツーデーマーチ」(飯能市、日刊スポーツ新聞社ほか主催)が開催されているが、5月25、26日の第17回大会では、「メッツァ」を通るコースが設定された。