尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(72)が、ピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が出演するドラマなどテレビ番組の放送中止について、「テレビでは薬物犯罪者の作品がオンエアされるべきではないと思います!」と私見を述べた。

瀧容疑者が出演する映画やドラマは、公開中止や出演シーンを差し替えるなどして対応している。また、瀧容疑者が所属する電気グルーヴ関連商品の出荷が停止され、ファンや音楽関係者からは「やりすぎ」との声が噴出。自粛対応の是非が議論されている。

尾木氏は17日更新のブログで、この問題に言及。「作品と俳優は別物!? って映画や舞台、ライブには何とかかんとか屁理屈も言えるかもしれないですが テレビでは薬物犯罪者の作品がオンエアされるべきではないと思います!」と主張した。

その理由として、「幼児でも簡単にスイッチを入れることができます」「見たいと思わなくても目にしたりします」「薬物やってハイテンションで歌ったり、役になりきっても、そんな【薬物まみれのニセもの】は、子どもたちの生き方教育にとっては悪影響しかありません!」と説明。「そういう厳しい自覚が社会全体にも大切だと思います! 尾木ママは厳しいとは分かっていますが間違いとは思いません!」とした。