元欅坂46の今泉佑唯(20)が、19年度公開予定の映画「酔うと化け物になる父がつらい」(片桐健滋監督)に出演することが19日、分かった。

映画初出演となり、主演の女優松本穂香(22)の妹役を演じる。

原作は、菊池真理子氏の同名コミックエッセー。アルコールに溺れる父(渋川清彦)と、新興宗教信者の母(ともさかりえ)のもとで育った田所サキ(松本)が主人公。今泉は、動揺するサキを明るく支え続ける姉思いの妹、田所フミを演じる。笑顔を絶やさず、崩壊していく家の中で家族を照らし続ける役どころだ。

撮影を終え、「不安でいっぱいでしたが、無事に終えることができて少しほっとしています」。松本について「緊張している私に優しく声を掛けてくださったり、アドバイスをしてくださって本当のお姉ちゃんのような存在でした」と感謝した。