落語家の立川志らく(55)が、史上最多を更新する42度目の優勝を果たした横綱白鵬(34=宮城野)が三本締めを行ったことに苦言を呈した横綱審議委員会(横審)を「なんで全勝優勝した横綱に恥をかかせるのか」と批判した。

志らくは26日更新のツイッターで、白鵬が大相撲春場所千秋楽の優勝インタビュー後に場内のファンに促して三本締めを行った問題に言及。「白鵬のサービス精神は立派」とした上で、「だがそもそもの風習の意味をきちんと教えてあげないといけない。万歳三唱は全員がめでたい時にやるもの。白鵬後援会でやるなら問題はない。本場所では白鵬のファン以外の客もいるわけで万歳をやるのはおかしい」と私見を述べた。

一方で、横審が苦言を呈したことについては「素晴らしい全勝優勝した後にこんなことでケチをつけられたら気の毒です。万歳の時にちゃんと教えなかったのかなあ。万歳がダメなら手締めならいいと思ったのか?そんなばかな。ただ注意しただけでその風習の意味を教えていないんだ」と批判。「苦言を呈するなんて言わずにこっそりと教えてあげればいいだけ。なんで全勝優勝した横綱に恥をかかせるのか、です」とした。