NGT48荻野由佳(20)を「殺す」と書いた紙をファクスで送信し脅したとして新潟県警は20日、脅迫の疑いで、京都府城陽市の無職堂本一輝容疑者(24)を逮捕した。

逮捕容疑は9日、荻野の名前と、「殺す」と繰り返し書いたA4用紙1枚を報道機関にファクスで送信した疑い。調べに対して堂本容疑者は「送ったのは間違いない」と容疑を認める供述をしている。

同様の内容が書かれた紙は新潟市の行政機関にも送信されており、県警が関連を調べている。

荻野の所属事務所のホリプロは20日夜、ホームページに「NGT48荻野由佳に対する脅迫罪での犯人逮捕について」とのタイトルで声明を発表した。

以下、声明文

本日、当社所属のNGT48荻野由佳に対し、殺害を予告する脅迫状を送っていた容疑者が逮捕されました。捜査協力のため、脅迫を受けている事実の公表は控えておりましたが、警察に対して告訴すると共に、厳重な処罰を求めて参りました。

荻野に対しては全く事実に反する誹謗中傷、いわれのない風評、また本件のような脅迫行為により警備も厳重にせざるを得ず、荻野も恐怖を感じておりましたが、ここまでぎりぎりの精神でずっと耐え忍んでいた次第です。

荻野本人の名誉を毀損する行為があった場合には当社として厳正に対処すると、これまでにもお伝えしておりましたが、あらゆる脅迫、ネットやSNSなどでの不当な誹謗中傷等の違法行為に対しましては、今後も法的な手続きも含めまして厳正な対処をしていく所存です。

2019年5月20日