半沢直樹が令和に帰ってくる! 決めゼリフの「倍返し」が流行語になり、平成に放送されたドラマで視聴率1位を記録するなど社会現象になったTBS系連続ドラマ「半沢直樹」の続編が来年4月期の同局日曜劇場枠(日曜午後9時)で放送されることが22日、分かった。前回に引き続き堺雅人(45)が主人公の半沢を演じる。

前作は作家池井戸潤氏の半沢シリーズの「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作だったが、今回はその続編の「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」の映像化だ。

前作は、堺演じる東京中央銀行の行員・半沢が大阪西支店融資課長から本部営業第二部次長に転じ、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにし、不正を働いていた大和田暁常務(香川照之)と対峙(たいじ)、懲らしめた。しかし、最終回で、まさかの出向を命じられるという衝撃の展開で放送を終えた。最終回の視聴率は42・2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という驚異的な視聴率を記録した。

続編は、その半沢が出向先の東京セントラル証券に赴任するところから物語がスタートする。出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」できるのか。プロデューサーの伊與田英徳氏は「大変うれしく思います。皆さんに感謝の倍返しができるように、全力で準備していきたいと思います」と意気込みを語った。