女優の遠野なぎこ(39)が、川崎市多摩区登戸新町の小田急線登戸駅周辺で登校中の小学生を含む複数の人が刺された事件に「世の中で、一番残酷な罪を受けやがれ」と怒りをあらわにした。

同市出身の遠野は「登戸小学校」に通っていたという。28日更新のブログで事件に言及し、「何故、痛みの対象を“他人”に向けるんだ。せめて、自分に向けろよ」と憤った。

続けて「人の“いのち”。恐怖と不安と…とてつもなく、残酷な…これ以上無い位の衝撃を受ける“家族の思い”。救われないんだよ…。被害者も家族の心も、もう二度と絶対に救われないんだよ…。全てが、壊れるんだよ。全てが、一瞬で奪われるんだよ。何もかもが、一瞬で無くなるんだ。被害に遭った側は、生きていく意味なんて何も分からなくなってしまうんだよ。想像を絶する、恐ろしさなんだよ」と被害者をおもんばかり、「怒りも、悩みも、不安も、全て自分に向けろよ。他者に弱者に刃を向けるなんて、冗談じゃない。冗談じゃない。冗談じゃない。冗談じゃない。本当に…ふざけるな。世の中で、一番残酷な罪を受けやがれ」とつづった。