女優広末涼子(38)が優れたテレビ、ラジオ番組や個人、グループに贈られる「放送文化基金賞」の番組部門の演技賞を受賞し、2日、都内の授賞式に出席した。広末は昨年6月放送のニッポン放送のラジオドラマ「ストリッパー物語」でヒモとのストリッパーのいちずな愛を声で演じた。

広末は、10代の時、同様に同賞を受賞した桃井かおりからもらったバースデーカードに書いてあったメッセージを思い出したと紹介。「賢くてエッチな女性になってね」という言葉。広末は「賢いとエッチが共存する女性像がイメージできず、意味が分からなかったことを覚えています」と紹介。その上で、「私にはハードルが高い作品。映像化なら私はキャスティングされなかったと思われるセクシュアルな部分も必要とされる作品で受賞し、かおりさんの言葉に少しだけ近づけたのかなと思ってうれしい」とあいさつした。

同賞は他に桃井が3月放送のNHKのドキュメンタリードラマ「NHKスペシャル 詐欺の子」で、浜田岳も今年1月期のテレビ東京系ドラマ「フルーツ宅配便」で受賞した。