元タレント「おかもとまり」こと岡本麻里さんが、自ら命を絶った友人に対する思いを明かし、「死んだらかわいそうとか、無いですから」とつづった。

岡本さんは昨年公開された映画「青の帰り道」の原案を担当。大切な友人の自殺を止められなかった後悔から23歳の時に執筆し、映画でもその友人の死が描かれている。

岡本さんは14日更新のインスタグラムで、「大切な命、ひとつの命が救われれば。“生きる道はひとつじゃないよ”と。誰かが生きてくれたら!本当に報われます」と、同作に込めた思いをつづるとともに、「カナのモデルになった友達の死はカッコ悪いし、かわいそうって言いたくないです」と、亡き友人について言及した。

「その友達はいつも優しくて、かわいくて、絶対に、他にも生きる道がありました。だから、悔しかったです」と岡本さん。「生きれますから!!ネタになりますから!!!逃げればいいですから!!!死にたい時はそれが一番楽に思えますが。死んだら生きてる人に負けます。死んだらかわいそうとか、無いですから。死んだらなにも言えませんから、もう。死んでも本当のこと、伝わりませんから。だからこそ、周りの気づいた人たちが教えてあげてください。生きる道はひとつじゃないし、いつか笑って、辛かった日のこと話せます」と呼びかけた。