4人組ロックバンド、GLAYが18日、埼玉・メットライフドームで、デビュー25周年記念ライブ「LIVE DEMOCRACY」を開催した。

17日の初日を「良いGLAY」、この日を「悪いGLAY」と題し同ドームで行われたライブの2日目。「良いGLAY」ではファン投票で選ばれた人気曲や、爽やかな楽曲を中心に披露したが、「悪いGLAY」ではいたずら心をちりばめた演出でファンを沸かせた。

ライブはメンバーのそっくりさんが登場する演出からスタート。その後本物の4人が姿を見せると、冒頭「FATSOUNDS」を3回連続で披露した。同じ曲を繰り返すパフォーマンスに、ボーカルTERU(48)は「3曲どうでした?」とニヤリ。3万人の拍手を浴びると、満足げな笑みを浮かべた。

ギターHISASHI(47)は「いっぱい汗かいて、ギャラ飲みしようぜ!」と悪っぽくジョーク。その後もファン投票全281曲中のワースト3を歌唱するなど、遊び心で盛り上げた。人気曲「サバイバル」「HOWEVER」「誘惑」なども歌い、3時間で全22曲を披露した。またMISIA(41)がサプライズ出演。コラボ曲「YOUR SONG」を歌唱し、ファンを喜ばせた。

GLAYのドーム公演は15年の東京ドーム以来4年ぶり。同所(当時西武ドーム)での開催は98年以来21年ぶりとなる。10月2日に新アルバム「NO DEMOCRACY」を発売することも発表。TAKURO(48)はライブ開始前、大型ビジョンに「今年こそ紅白」と決意のメッセージを寄せた。TERUは25年分の応援に感謝し「こんにゃろう!ついてきてくれてありがとう!」といたずらっぽく笑った。