演歌歌手氷川きよし(41)が30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた世界最大のアニソンイベント「Animelo Summer Live 2019」に参加した。

今年で15回目の同イベントに、告知なしのサプライズで初出演をしたのが17年。いつもと違って派手でロックな衣装と化粧、そしてパワフルな歌唱が大きな話題を呼んだ。

2度目の出演となった今回は、フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール超」のオープニング曲「限界突破×サバイバー」と「TOUGH BOY」の2曲を熱唱。全身がシースルーで真っ黒な衣装を着て、約2万8000人のアニソンファンを沸かせた。

歌唱後には「解き放たれた感じがする。可能性のドアを開いて自分らしくやれました」と笑顔で話した。演歌とロックを「和食」と「洋食」に例えて「どっちもおいしいです」とアピール。コンサートでは演歌とポップス&ロックを半分ずつ歌唱するという。「東京から離れるとご高齢の方の目が点になる」と言いながらも「これからも自分らしくやっていきます」と誓った。

9月6日の誕生日には、演歌歌手の単独では初となる大阪城ホール公演を予定。デビュー20周年の節目を迎えて、ますます脂が乗っている。

また、歌手鈴木雅之(62)もイベントに出演し、「め組のひと」などを歌唱した。