TBSの10月改編説明会が10日、都内の同局で行われ、「番組としては絶対にあってはならない手法」による加工を行っていたとして、調査が完了するまで放送を休止することが発表された同局系ドキュメンタリーバラエティー「消えた天才」(日曜午後8時)について合田隆信編成局長がコメントした。

合田局長は「いろいろ精査しています。調査を終了するまでは放送休止。それ以降は未定ということです」と報告。休止中については「当面は特番でということになると思います」と話した。

同番組は8月11日放送回で、リトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の少年の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりもストレートの球速が速く見える加工を行っていた。

また、調査の結果、ほかにも過去に3件、同様の加工が行われていたことが判明し、同局が謝罪していた。