織田裕二(51)中井美穂(54)高橋尚子(47)が18日、都内でTBS系で放送される27日開幕の「世界陸上ドーハ」の番組制作発表会見に出席した。

織田と中井は97年のアテネ大会以来、22年、12大会連続のメインキャスターを務める。高橋はスペシャルキャスターを務める。

現地は日中の気温が40度を超える灼熱(しゃくねつ)だといい、織田は「気温42度、ほぼサウナと聞いています。これも考えてみれば来年の東京の参考になるんじゃないかと気がしています」と語ると、中井が「織田さんも熱いですが、ドーハも暑いのでさらにあつくなると思います」。高橋も「今の日本陸上界は熱がある。選手も織田さんも熱い大会になると思います」と、織田と“あつさ”との相乗効果を期待した。

今大会は初日から男子100メートルが行われる。サニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴らが出場する。織田は「こんなに楽しみなことはなかったです。3人、9秒台がそろうなんて、こんなに早く見られるのかと。この流れをずっと続けてほしい。あとはリレーも楽しみ。夢の100メートル決勝の舞台に日本人が残っているというのを見たい」と話した。

また、一番メダルに近い日本人選手を質問されると、織田は「男子400メートルリレー、走り高跳びの戸部直人選手、女子やり投げの北口榛花選手、競歩、幅跳び橋岡優輝選手も期待を持っています」と明かした。