俳優岡田健史(20)が、AbemaTVのオリジナルドラマ「フォローされたら終わり」(10月27日スタート、日曜午後10時から2話ずつ放送)で、連続ドラマに初主演することが25日、分かった。昨年話題になったTBS系連続ドラマ「中学聖日記」で鮮烈デビューして以来、地方局のドラマに主演した以外は映像作品に出ておらず、ファン待望の作品となりそうだ。

同作は、SNSの闇の部分やリスクを描いたサスペンス。岡田は「スマートフォン、SNSの普及率が極めて高くなった現代社会を生きる僕たちにとって、どストライクな作品だと、素直に思いました。俳優として絶対にこの作品をおもしろくするという熱意が湧いてきました」と、撮影に臨んでいる。

連ドラ初主演について、岡田は「初めてだからではなく1つ1つの作品に全力で、ずぶとい作品の核になれるよう取り組んでいます」と気負いはない。スタッフも感心しており、プロデューサーの池田克彦氏は「座長としてスタッフ、キャストを引っ張ってくれていて、20歳とは思えないようなプロ意識の高さにも驚かされます。見たことのない岡田さんの一面が現場で見られています」。

「中学聖-」では、演じた「黒岩君」が毎回放送後にネットのトレンドワード入りした。今回は、主人公仲村壮太郎を、過去の高校時代から現在まで演じる。岡田は「真剣に相手と向き合おうとする性格が自分と重なる部分があり、感情移入することが多いです」と、役に入り込んでいる。

1話15分で、全16話を8週にわたって放送。

◆岡田健史(おかだ・けんし)1999年(平11)5月12日、福岡県生まれ。スカウトで芸能界入り。18年TBS系「中学聖日記」でデビュー。今年、FBS福岡放送開局50周年スペシャルドラマ「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」で主演。5月のファンミーティングでは約4000人を集めた。高校まで野球部。ポジションはキャッチャー。野球部時代の教えでごみ拾いを心掛ける。180センチ、67キロ。