NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第39回が13日に放送され、関東地区の平均視聴率が3・7%(関西地区4・1%)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの大河ドラマのワースト記録は、同作が8月25日の放送で記録した5・0%だったが、これを1・3ポイント更新してしまった。
13日放送の大河ドラマの裏番組には、日本テレビ系でラグビーW杯「日本×スコットランド」が放送された。日本代表初の決勝トーナメント進出がかかった試合の生放送とあって、世の中の注目が集まっていた。関東地区の平均視聴率が39・2%と高視聴率を記録していた。今回の大河のワースト記録はラグビーW杯の影響を受けたと思われる。
これまでの大河の視聴率は、8月25日放送の第32回で大河ドラマ史上最低の5・0%(関西地区4・9%)を記録していた。「いだてん」放送前の、大河ドラマの平均視聴率の最低記録は12年11月18日に放送された「平清盛」の7・3%だったが、「いだてん」は、4月28日放送の第16回で7・1%を記録し、6月9日放送の第22回で6・7%、8月11日の第30回で5・9%、8月25日の第32回に5・0%と、4度目のワースト記録更新をしていたが、第39回の放送で5度目の更新となった。
◆これまでの視聴率推移
第1回が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)
第2回は12・0%(関西地区11・5%)
第3回は13・2%(関西地区11・6%)
第4回は11・6%(関西地区12・0%)
第5回は10・2%(関西地区11・7%)
第6回は9・9%(関西地区8・0%)
第7回は9・5%(関西地区8・6%)
第8回は9・3%(関西地区7・7%)
第9回は9・7%(関西地区8・3%)
第10回は8・7%(関西地区8・6%)
第11回は8・7%(関西地区8・9%)
第12回は9・3%(関西地区8・3%)
第13回は8・5%(関西地区7・7%)
第14回は9・6%(関西地区7・4%)
第15回は8・7%(関西地区8・4%)
第16回は7・1%(関西地区8・0%)
第17回は7・7%(関西地区8・6%)
第18回は8・7%(関西地区7・2%)
第19回は8・7%(関西地区6・6%)
第20回は8・6%(関西地区7・2%)
第21回は8・5%(関西地区6・9%)
第22回は6・7%(関西地区6・0%)
第23回は6・9%(関西地区7・5%)
第24回は7・8%(関西地区7・5%)
第25回は8・6%(関西地区8・0)
第26回は7・9%(関西地区6・5%)
第27回は7・6%(関西地区7・0%)
第28回は7・8%(関西地区5・1%)
第29回は7・8%(関西地区5・5%)
第30回は5・9%(関西地区5・2%)
第31回は7・2%(関西地区5・9%)
第32回は5・0%(関西地区4・9%)
第33回は6・6%(関西地区4・8%)
第34回は9・0%(関西地区5・5%)
第35回は6・9%(関西地区5・3%)
第36回は7・0%(関西地区6・2%)
第37回は5・7%(関西地区4・1%)
第38回は6・2%(関西地区4・5%)
第39回は3・7%(関西地区4・1%)