日向坂46が、年末のNHK紅白歌合戦に初出場することが内定したことが10日、分かった。先輩の乃木坂46、欅坂46に続き、下積み経験のある第3の坂道グループが、大舞台に立つ。

16年5月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」として結成。当初は欅坂46の2軍的存在だったが、ライブハウスZeppをまわる全国ツアーで経験を積み、見る者を幸せにするグループカラー「ハッピーオーラ」を武器に地道に人気を獲得していった。17年8月に現センター小坂菜緒(17)ら有望な2期生も加入し、昨年11月に最年少の3期生上村ひなの(15)も加わり、乃木坂46や欅坂46にはない個性を確立していった。

今年2月に日向坂46に改名し、3月にシングル「キュン」でデビュー。サビで見せる「キュンキュンダンス」はSNSなどでも話題になり、女性アーティストのデビューシングルで歴代最多となる初週売り上げ47・6万枚(オリコン調べ)を記録。7月発売の2枚目シングル「ドレミソラシド」、10月発売の3枚目「こんなに好きになっちゃっていいの?」も発売初週で40万枚以上を売り上げるなど、実績は十分だ。

大みそかは、日本中の視聴者を「ハッピーオーラ」で幸せにする。