来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演するナインティナイン岡村隆史(49)が、女優沢尻エリカ容疑者の騒動について、主演俳優の長谷川博己(42)と交わした言葉を明かした。

岡村は21日深夜放送のラジオ番組、ニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、沢尻容疑者の逮捕により同ドラマが撮り直しをすることになった騒動に言及。これまでもギリギリの過密スケジュールで撮影が行われていたという。

すでに撮り終えていた10話までのうち、自身が沢尻容疑者と直接絡んだのは2シーンだったといい、そのうちの1シーンは岩手でのロケだったため、「季節も変わってる。森の色、畑の色も違うやろうし。まぁ、それはCGでなんとかするのかもわからへんけど……」と、容易ではない撮り直しについて語った。

また、この日収録を行ったNHK「チコちゃんに叱られる!」の楽屋に、主人公の明智光秀役を演じる長谷川が訪ねてきたという。「もう長谷川さんは撮り始めてるからね、他のパートの部分を」と、すでに撮り直しが行われていることを明かすとともに、「『いや、大変でしたねぇ』『本当にねぇ』って話をして。でもね、長谷川さん自体はもう切り替えてはった。『でも、こういうことがあるのは、しょうがないことですから』って」と会話を明かした。

今回の騒動で、出演者やスタッフらが「余計、結束力がバーンって、団結した感じがする」と岡村。長谷川からも「連絡先、交換しましょう」「ご飯でも行きましょうよ」と誘われたことを明かし、「連絡先もガッチリ交換して。『ちょっと色々話をしましょう』って。ちょっと前向きな感じになって」と語った。

さらに、長谷川が沢尻容疑者の代役について、川口春奈だと発表される前に「こうやって次に(沢尻が演じる予定だった)帰蝶役をやる方はすごいプレッシャーだと思う。どんな方でもしっかりサポートする」と語っていたと明かした。