NHKは26日、来年の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の放送開始日が、予定の1月5日は無理と判断し、2週間遅らせて19日スタートにすると正式に発表した。

大河ドラマの放送開始日が遅れるのは初めて。

NHKは、当初、5日と12日に大河を放送する予定だった放送枠の代替番組は未定で、決まり次第、公表するとしている。

NHKはMDMAを所持したとして、麻薬取締法違反容疑(所持)で警視庁に逮捕された女優沢尻エリカ容疑者(33)の代役に川口春奈(24)を起用して放送すると、21日に発表していた。だが、撮り直しの日程調整などが不透明な中、具体的な放送開始日は明言せず「撮り直しや編集作業などのスケジュールを検討し、決まり次第お知らせします」と遅れる可能性のあることを示唆していた。

これまでもNHK関係者が数週遅れることは必至とし、編集作業やスケジュール調整などが難航した場合は4週遅れて、2月スタートの可能性もあると指摘していた。