漫才日本一を決める「M-1グランプリ2019」の準決勝が4日、都内で行われた。インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりずの9組が決勝進出を決めた。

見取り図と、かまいたち以外は、いずれも初の決勝進出。3年連続準優勝の和牛は敗退した。インディアンス田渕(34)は「過去の準決勝で1番手応えがありました」。今年がラストイヤーのかまいたち浜家隆一(36)は「今年優勝して終われたら」と話した。今年は史上最多の5040組がエントリー。22日に敗者復活、決勝が行われる。

決勝進出した9組は以下の通り。

◆インディアンス 10年10月結成。ボケ担当の田渕章裕(34)とツッコミ担当の木村亮介(31)。吉本興業所属。M-1グランプリは16、18年準決勝進出。

◆オズワルド 14年11月結成。ボケ担当の畠中悠(31)とツッコミ担当の伊藤俊介(30)。吉本興業所属。

◆かまいたち 04年5月結成。ボケ担当の山内健司(38)とツッコミ担当の浜家隆一(36)。吉本興業所属。12年の第33回ABCお笑いグランプリ、第42回NHK上方漫才コンテストでいずれも優勝。17年にはキングオブコントで優勝。M-1グランプリは17、18年決勝進出(17年4位、18年5位)。

◆からし蓮根 13年4月結成。ボケ担当の伊織(26)とツッコミ担当の杉本青空(25)。吉本興業所属。高校の同級生コンビ。今年、第8回ytv漫才新人賞決定戦優勝。M-1グランプリは15、16年準々決勝、17、18年準決勝進出。

◆すゑひろがりず 11年結成。ボケ担当の三島達矢(37)とツッコミ担当の南條庄助(37)。吉本興業所属。M-1グランプリは16、18年準々決勝進出。

◆ぺこぱ 08年4月結成。ボケ担当のシュウペイ(32)とツッコミ担当の松陰寺太勇(36)。サンミュージックプロダクション所属。

◆見取り図 07年5月結成。ボケ担当のリリー(35)と盛山晋太郎(33)。M-1グランプリは15、16年準々決勝、09、17年準決勝、18年は決勝進出(9位)。

◆ミルクボーイ 07年7月結成。ボケ担当の駒場孝(33)とツッコミ担当の内海崇(33)。吉本興業所属。ともに大阪芸大の落語研究会出身。M-1グランプリは10、16、17、18年準々決勝進出。

◆ニューヨーク 10年1月結成。ボケ担当の嶋佐和也(33)とツッコミ担当の屋敷裕政(33)。吉本興業所属。M-1グランプリは15、18年準々決勝、16、17年準決勝進出。

 

準決勝に登場した26組はグループ別に以下の通り。

グループAが、金属バット(吉本興業)ダイタク(吉本興業)くらげ(吉本興業)東京ホテイソン(グレープカンパニー)セルライトスパ(吉本興業)マヂカルラブリー(吉本興業)。

グループBが、すゑひろがりず(吉本興業)ラランド(アマチュア)錦鯉(SMA)ロングコートダディ(吉本興業)からし蓮根(吉本興業)ニューヨーク(吉本興業)トム・ブラウン(ケイダッシュステージ)。

グループCが、オズワルド(吉本興業)カミナリ(グレープカンパニー)四千頭身(ワタナベエンターテインメント)インディアンス(吉本興業)囲碁将棋(吉本興業)ミルクボーイ(吉本興業)かまいたち(吉本興業)。

グループDが、ぺこぱ(サンミュージックプロダクション)ミキ(吉本興業)アインシュタイン(吉本興業)天竺鼠(吉本興業)見取り図(吉本興業)和牛(吉本興業)。