歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が、歌舞伎界における働き方改革の必要性について改めて訴えた。

海老蔵は昨年7月のブログで、歌舞伎公演中は主演俳優のみならずスタッフたちも休みなく働き、「1日も完全休養がない。という事実は現実としてあり それを我々は背くことなく日々舞台に立つ」との考えを示していた。

以来、働き方改革を推し進めてきたという海老蔵は13日のブログで、「早ければ今年の四月から中日辺りに休みとなる事が現実になるかもしれません。私の襲名時には必ずそうなるように頑張ります」「役者も人間ですから 一ヶ月休みなく50回公演は本当にハードな事と思います。お客様により良い舞台をお見せしたい。そして役者も皆 元気であり続けてほしい。その一念です」とつづった。

歌舞伎界の働き方改革は、13年に亡くなった父の12代目市川団十郎さんも必要性を訴えていたという。「父が亡くなる二ヶ月前に働き方を考えなければならないとあの父が言った一言は私の心に深く深く残っています」とし、「日本の伝統文化の一つである歌舞伎がより良く長く多くの方々に楽しんでいただけるように、、願ってます。応援よろしくお願い致します」とつづった。