闇営業問題で謹慎中の雨上がり決死隊・宮迫博之（49）がYouTubeでの「復帰」を計画していることが28日、分かった。関係者によると、すでに有名ユーチューバーのヒカルとコラボして撮影済みという。

闇営業問題で吉本興業から謹慎処分をうけた田村亮は30日、相方田村淳とロンドンブーツ1号2号をトークライブで復活させる。宮迫は同日前後のタイミングで謝罪も含めた動画を配信する意向とみられているが、世論の動向次第で流動的な要素も出てきそうだ。

ヒカルは13年、YouTubeに自身のチャンネルを初開設。16年に新たに「ヒカル（Hikaru）」という名で開いたチャンネルは、大金での「爆買い動画」や高級品を買う「金持ち動画」などが話題に。現在350万人以上が登録する超人気ぶりだ。

テレビ復帰がまだ見えない宮迫は今後、ユーチューバーとして活動することを目指しているという。大きな知名度をもつヒカルと共演すれば、一定以上のアクセスも見込める。動画が配信されれば、昨年7月19日に吉本興業から契約解消を言い渡され、翌20日に田村亮と開いた涙の会見以来の「肉声」になりそうだ。

ただ、別のお笑い関係者は「亮の復活ライブが決まったことで、宮迫はタイミングを合わせようという気なのかもしれない。ただ、YouTubeでの復帰可能性が一部で報じられ、ネット上で批判的な声も出ていることで、配信時期を変更する可能性もあるのではないか」と指摘している。

宮迫をめぐっては、吉本所属の明石家さんまが個人事務所で預かる方向とみられている。昨年11月21日、さんまが関係者を集め励ます会を開いた。今月10日開幕のさんま主演舞台で復帰するとの見方もあったが、さんまがラジオで「まだ早いと分かった」と話し、不透明な状況になっていた。