TBS系大ヒットドラマ「半沢直樹」の最新作(同名タイトル・4月スタート、日曜午後9時)の放送に先駆け、前作の特別総集編が4月5日と12日の午後9時から放送されることが15日、分かった。

同ドラマが地上波で再放送されるのは初めて。前作の視聴者だけでなく、見逃した人も新作を楽しめるよう特別総集編となっているという。

同ドラマは、直木賞作家池井戸潤氏の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。俳優の堺雅人(46)主演で13年7~9月放送され、平成のドラマで視聴率1位(最終回42・2%=ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録するなど社会現象になった。

前作は、東京中央銀行の行員、半沢直樹が銀行内で行われていた数々の不正を苦境に陥りながらも“倍返し”しながら明らかにしたが、最終回で子会社への出向を命じられるという衝撃の展開で終了した。

新作は同氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」の映像化で、出向先である東京セントラル証券の営業企画部長・半沢直樹に巻き起こる事件が描かれる。