ザ・ドリフターズの高木ブー(87)が、1日午後7時からフジテレビ系で生放送された、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった志村けんさん(本名・志村康徳=しむら・やすのり、享年70)の追悼特別番組「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」に生出演した。

高木は番組の最後に「志村は死なないの」と言い、ザ・ドリフターズのメンバーの、心の中で志村さんは生き続けると強調した。

高木は、番組の最後で加藤茶(77)が弔辞を読み上げるのを静かに聞いていた。加藤が「5人がそっちに全員集合したら、そっちのお客さんを大爆笑させようぜ。約束だぞ」と、リーダーのいかりや長介さんを含む全員で天国で再会し、再結成を誓う言葉を口にし、仲本工事(78)が「全く同じですね、はい」と続いた後、しばし沈黙。加藤に促されても、しばし、言葉を出せなかった。そして、声を絞り出した。

高木 もう、決めたの。決めました。46年…ドリフターズとして志村と僕らは一緒にやってきた人間。普通の、一般の方と違うの、僕らは…ね。だから、志村は死なないの。ずっと生きている。

番組の中で、フジテレビの西山喜久恵が、志村さんがいかりやさんに叱られていたと口にすると、高木は「私がチョンボしたのを、志村が怒られた。長さんが本当に怒ったのと、怒っていなかったのがある。志村が悪いんじゃなく、僕が悪い」と、自分が怒られていたと語った。