声優で歌手の鈴村健一が23日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「ONE MORNING」(月~金曜午前6時)で、11年8月に結婚した妻で声優、歌手の坂本真綾の楽曲「うちゅうひこうしのうた」のオンエア終わりに曲を受けて、照れる一幕があった。

鈴村は曲の終わりに「お送りしたのは、坂本さんで『うちゅうひこうしのうた』」と曲を受けた後、一瞬の沈黙を経て「…です」と口にして、照れ笑いした。アシスタントのハードキャッスル・エリザベスから「鈴村さん…あのぉ、すみません。受けを、ありがとうございます」と言われると、「ワザとやってませんか?」と笑いながら返した。

鈴村は、エリザベスが「すごい聞き入ってしまっていました、真綾さんの歌声に」と感想を語ると「(曲を)受ける台本になっていて、あまりに言わないから、僕が言いましたけど」と苦笑した。エリザベスが「すごい今、聞き入っていました。失礼しました」と続けると「トマト食べたくなったり、レタス食べたくなるですけど」と妻の歌の歌詞について触れた。

エリザベスが「真綾さん、素敵なですね!」と感想を口にすると、鈴村は「良い歌ですよね」と、しみじみと語った。

「うちゅうひこうしのうた」は、NHK「みんなのうた」で2003年(平15)12月から翌04年1月まで放送された放送曲で、作詞は一倉宏氏、作曲は菅野よう子氏が担当。坂本の03年のアルバム「少年アリス」、10年のベストアルバム「everywhere」、そして11年にリリースされた、みんなのうた番組50周年記念アルバム「NHKみんなのうた 50アニバーサリー・ベスト~おしりかじり虫~」に収録された。